金魚水槽をベアタンクした結果・・・

今月はじめに金魚水槽をベアタンク化しました。以前は、底面フィルターを利用するために底石を敷いていました。ですが、金魚のフンの量が多いため、底石や底面フィルター内部が汚れ、水替えをおこなっても、水質がすぐに悪化することになやんでいました。

ベアタンク化すると、本当に、水替えが楽になりました。水槽の底やガラスの裏を柄のついたスポンジで掃除して、水を変えるだけです。金魚たちも、かなり元気になったような気がします。底石がなくなったことにより、二つのメリットがありました。一つは、底石の体積ぶん、水が増え、水質が安定するようになったこと。もう一つは、金魚たちが泳ぎ回るスペースが多少、広くなったことです。生物濾過の能力の低下を心配していたのですが、自作の上部フィルターにろ材を大量にいれているので、問題はありませんでした。底面フィルターは、強力な生物濾過能力が魅力ですが、やはり、成長した金魚には向いていないというのが私の結論です。メンテナンスをしていても、底石や底面フィルターに汚れが蓄積していくので、フンの量が多い魚では、メリットよりもデメリットの方が大きくなることを実感しました。まあ、金魚を大量に飼育している人達のあいだでは、ベアタンクが常識になっていたのは知っていましたが、やはり、先人の知恵は参考にするべきと反省しました。